上:アスターの黄化症状。群落内の複数株の下位葉に黄化症状が一様に発生した。
(内橋嘉一 「病害虫か否か ~病害虫ではなかった診断事例から学ぶ~」 図3C)
中:コムギ赤かび病が発生したコムギの穂。
(栢森美如 「無農薬の小麦はほんとうに安全!? ~かび毒検査でリスクを回避しよう~」 図1)
下:乗用型防除機を用いた茶園での薬剤散布。
(柴田貴子・成田伊都美・小俣良介 「茶園における農薬散布時のドリフト対策 ~EUへの輸出を見据えて~」 図2)
目次
<論文>
・身近な道具で殺虫剤の効き目を調べる
・病害虫か否か ~病害虫ではなかった診断事例から学ぶ~
・無農薬の小麦はほんとうに安全!? ~かび毒検査でリスクを回避しよう~
・茶園における農薬散布時のドリフト対策 ~EUへの輸出を見据えて~
<レター>
・サトイモ立枯細菌病が土壌消毒を行わずに防除できた!
・鳥獣被害対策の難しさ(2 麻酔銃によるクマの捕獲)
・奥付
一般社団法人日本森林技術協会
藤原 聡ハダニ、アザミウマ、アブラムシなどの微小害虫は、さまざまな農作物を加害し、減収や品質低下をもたらすため、体は小さく...
植物医師
内橋 嘉一生育不良の農作物の診断において病害虫でないケースは多い。兵庫県病害虫防除所の2016年~2018年の診断事例では、...
植物医師
栢森 美如カビが産生する抗生物質は人類にとって有用なものもあるが、有害な物質も知られている。カビが産生する人畜に健康被害を及...
埼玉県茶業研究所 柴田 貴子
埼玉県農業技術研究センター 成田 伊都美
埼玉県茶業研究所 小俣 良介近年、茶の輸出額は大幅に増加している。2021年の緑茶の輸出額は204億円と過去最高を記録しており(1)、埼玉県に...
東京大学大学院農学生命科学研究科
市川 和規私は大学勤務の傍ら、山梨県から病害虫に関する技術アドバイザーとしての委託を受けていた。2019年夏、サトイモ(商標...
静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター
片井 祐介クマは、ハクビシンやアライグマと同程度の年間4億円程度の農業被害があり、被害対策が行われていたが、今年(2023年...