表紙(最新号)

上:街路樹の害虫ヒメボクトウによるリンゴの被害。幼虫は集団で樹木内部を食害するため、樹木が衰弱し枯死することもある。
(羽田厚「街路樹の害虫「ヒメボクトウ」が果樹に広がっている」 図2中)
中:WSMoVによるキュウリ果実の奇形(キュウリ黄化えそ病)。ミナミキイロアザミウマにより媒介される。
(島田涼子・野村研「アザミウマ類が媒介する新たなウイルス病の被害と対策」 図2B)
下:トマトキバガによる食害葉。ハモグリバエの食害痕に似るが、トマトキバガのほうが食害痕の幅が広い。
(武山桂子「トマトキバガに注意!」 図5)
目次
<論文>
・クロトンアザミウマとアカオビアザミウマに対する薬剤の殺虫効果と効果的な防除
・アザミウマ類が媒介する新たなウイルス病の被害と対策
・街路樹の害虫「ヒメボクトウ」が果樹に広がっている
・農薬の安全性はどのように担保されているか
<レター>
・トマトキバガに注意!
・奥付
記事(最新号)
植物医師
藤原 聡前報では庭木ギンバイカに寄生する外来アザミウマ(クロトンアザミウマとアカオビアザミウマ)の生活様態について紹介した...
神奈川県農業技術センター 島田 涼子
神奈川県農業技術センター 野村 研*
*責任著者神奈川県では2016年、スイカ灰白色斑紋ウイルス(WSMoV)によっておこるキュウリ黄化えそ病が本州で初めて確認さ...
発行者
植物医科学出版会 本会は一般社団法人日本植物医科学協会と国立大学法人東京大学植物医科学研究室と共同で運営されており、本ジャーナル(iPlant®, アイプラント)は、両者で共同刊行されるものです。
編集委員会
編集委員長:渡邊 健
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小俣 良介 大橋 俊子 笹部 雄作 竪石 秀明 東條 元昭 德丸 晋虫 内橋 嘉一
小俣 良介 大橋 俊子 笹部 雄作 竪石 秀明 東條 元昭 德丸 晋虫 内橋 嘉一
投稿について
投稿規定
作成要領
- 投稿者は原則として日本植物医師会の会員に限る。ただし、共同著者の場合は、当該会員が責任著者となればその限りではない。
- 本誌の原稿は植物医科学に関連した内容とする。
- 原稿は和文とし、投稿規定ならびに投稿細則に従ったものに限る。
- 掲載にあたっては、編集委員会による査読がある。
- 本文は800〜2000字を目安とする。また、冒頭に本文の概要(「はじめに」にあたる)を数行で記載する。
- 本誌の読者対象は農業生産者である。従って、専門家向けの記述は避け、平易な記述にする。
- 流行の植物病、生産上の知識向上に役立つ内容、通常の書物・雑誌・ウェブページでは掲載されない貴重な情報が推奨される。
- 執筆料・投稿料は無償とする。
投稿細則
- 原稿はword(doc、docx)で作成する。図表は power pointやその他の画像ファイル(pdf、tiff、jpeg)で作成する。
- 原稿は原則として常用漢字および現代かなづかいを用いた口語体とする。また、基本的に「である調」に統一する。簡潔で平易な記述を推奨する。
- 冒頭にはタイトル、著者の所属と名前、本文の概要を記載する。本文は項目ごとに小見出しをつけることを推奨する。
- タイトルはできるだけ平易で、読者に内容が一目で分かり、魅力的なものを推奨する。
- 植物病の一般的な説明は必要だが、通常触れられない判断の目安やコツなどに主眼を置く。
- 動植物名はカタカナとする。植物病名は原則として日本有用植物病名目録(日本植物病理学会発行)に従う。病原微生物は「カビ(糸状菌)」、「バクテリア(細菌)」のように平易な表記とし、学名は菌名にふれる箇所(「症状」などの節)の末尾に括弧内に記載する。害虫の学名は記載しない。
- 図表の数に制限は設けないが、2〜10点(写真枚数は5〜40枚)を推奨する。
- 図表は基本としてオリジナルとするが、既報の文献からその旨記載のうえ転載しても良い。その場合は著者のものが好ましい。
- 本文で説明しきれない内容は引用文献として記述し、記載は本文の末尾に引用文献の項目を設け、本文での登場順に記載する。日本語の平易な文献が望ましい。
レター(短報)
- 本誌に掲載の論文に対するコメントや意見の投げかけ、日常の業務で発見したような短い情報、社会の出来事に対する意見などの内容とする。
- 前項の作成要領ならびに細則に従って作成する。ただし、図表はなくてもよい。
- 本文は200〜800字を目安とする。
著作権について
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